本日最終日、朝から雨。ここ道東は晴れなかったものの、まあま
あの天気。ところが、苫小牧・支笏湖方面は記録的な大雨でし
た。
霧多布の多数派トオネンです。スズメぐらいの大きさです。
砂浜で波の動きに合わせて、チョコマカ チョコマカ。
波が引いた後をじっと見つめて。

水気の多い砂の中に嘴を入れて、微妙に動かして何かを食べ
ています。何を食べているのか一度見てみたいです。

波が寄せてくると「キャー」とばかり逃げ出します。足が短いのでし
ょうか、「歩幅」ではなく、足運びの回数で距離を稼ぎます。そのす
早いこと、足が車輪になって回っているように見えます。

波から逃げ切りちょっと休憩。何ともかわいらしい。

何かに驚いて1羽が飛ぶと、周りの鳥たちがすべて飛んでしまい
ます。これが鳥を見ていて一番困ることです。せっかく静かに近
づいて観察を始めたのに、また最初からやり直し。

トウネンたちは、午前中に波打ち際で食事を終え、午後は砂浜
に打ち上げられた海草のごみの中で休憩していることが多かっ
たです。
午後見に行くと、砂浜から飛び立って逃げます。広い砂浜では探
すことも大変、追いかけることも大変です。
釧路空港に向かう途中時間が余るので、川湯温泉に立ち寄り湯を
することにしました。こちらのタンチョウはその途中会いました。

今回、シギ・チの幼鳥の識別がとても勉強になりました。ハマシギ・
チュウシャクシギ・ムナグロの幼鳥をじっくり見てよくわかりました。
|